古来より人々は薬師如来の「心身の大いなる回復力」を感じ信仰して参りました。
ここ因幡国は、行基菩薩が東大寺大仏殿造営にあづかる前、八上郡片山村(現、鳥取市河原町)に薬師如来をお祀りしたのが最初のようであります。
時代は下って、平安時代の長徳年間(995~999年)現、鳥取市賀露の海から引き上げられた薬師如来を鳥取市菖蒲の地に、お祀りしたところ、霊験あらたかと評判になり、信仰が広まったと伝えられております。
時の国司・橘行平はその薬師如来を京都に持ち帰りましたが、因幡全域で薬師信仰は益々盛んになり、各地に今も数多く祀られてたおります。

 立派な文化財と篤い信仰心を後世に伝えて行きたいと、昭和59年(1984年)因幡薬師霊場会が26寺院で設立されました。 途中に4寺院が加わり、現在では、30の霊場寺院で構成されています。
また令和6年には設立40周年を記念し、盛大な式典が予定されております。