第28番札所 菖蒲山  座光寺(天台宗)

 ■宗旨/天台宗 ■御本尊/薬師如来 

 鳥取県の昔は、「因幡の雨、伯耆の風」と言われるように、二つの旧国名に分かれて、それぞれ国府が設置されていた。寺史はおよそ次のように伝えている。
 
 古海郷の大豆桑堂に薬師如来を祀ったのが始まりといわれる。天徳年間(九五七〜九六一)に創建、薬師寺と称されていた。以来、およそ四十六年間、安置していた薬師如来を、因幡国司に赴いた橘行平が京都に持ち帰り、自家を改築してこれを祀り因幡堂と称したのが、京都松原通り烏丸にある現在の平等寺である。
 
一方、因幡の薬師寺では、寛弘年間(一〇〇四〜一 〇一二)残った台座と光背を祀り座光寺と改称し、延宝年間(一六七三〜一六八一)に行平の屋敷跡に寺構を移し、菖蒲山座光寺薬師院と号した。

 正徳二年(一七 一二)伝海が中興したが、その慶びも束の間、天明六 年(一七八六)一 月、農民一揆で堂宇を全焼し、惜しくも光背を焼失した。しかし台座だけは難を免れ、現 堂宇はその後再建された。 

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座光寺 〒680-0922 鳥取県鳥取市菖蒲536 ■電 話/0857-26-5982 

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