第12番札所 波羅密山 新興寺(真言宗)

■宗旨/真言宗 ■御本尊/聖観世音菩薩・薬師如来(堂内安置) 

 当山は、今より千三百年程前の和銅年間(七〇八〜 七一五)、行基菩薩によって開かれた因幡国最初の祈 願寺である。中世になり、後醍醐天皇の御祈願所とし て、また歴代国司の祈願所として隆盛を極めた。天正 八年(一五八〇)豊臣秀吉が鳥取城を攻略した際に兵 火にかかり、堂宇が悉く灰燼に帰したと伝えられてい る。その後、無住の時が長く、いつの頃にか荒れはてたが、正保二年(一六四五)京都の僧盛範によって再興され今日に至る。
 
 本尊は、等身大の聖観世音菩薩で平安期の作である。 脇仏は、薬師如来と延命観音で、それぞれ、鎌倉期・ 平安期の作となっている。
 
 境内にある至徳二年(一三八五)と刻まれた宝筐印塔 と、「後醍醐天皇綸旨案」「名和長年安堵状」「足利直義下知状」など、中 世期の数々の古文書 は、いずれも県保護文化財に指定されている 。

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新興寺  〒680-0522 鳥取県八頭郡八頭町新興寺  ■電 話/0858-84-2866 

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