第20番札所 高貴山  極楽寺(真言宗)

 ■宗旨/真言宗 ■御本尊/十一面観世音菩薩 ■法堂本尊/薬師如来 

 大化二年(六四六)、インドより法道仙人が来朝され諸国を遊化注一されている時、山上に高貴徳王菩薩が現われ、その地に庵を草創し、如意輪観世音菩薩を彫刻して、高貴山と名付け開基される。
 
 その後、神亀二年(七二五)、行基菩薩が諸国を化益注二の時、当山に到り十一面観世音菩薩と薬師如来 を自作して東西の堂に安置し、僧坊十二坊を建立し極楽寺と名付け、国家鎮護の霊場とされる。また、天長六年(八二九)、真雅僧正が高野山より巡錫の時当山 に留まり金剛蔵寺と名付けて真言密教を興隆される。
 
 その後、天正年間(一五八〇年前後)の兵火にて十二坊は悉く焼失したが、寛文元年(一六六一)、高野山慈眼院の弟子秀円和尚が住職となり、堂宇を一院にまとめて再建し、 名を極楽寺にもどして中興開山の偉業を なした。 
 
 法燈は現在に続くも、近年は本堂を始め多くが再建されている。歴史を感じる建物はないが、山上の境内から東方の山々を眺めると、往古を偲びつつ開放感に浸れるという参拝者の言葉が聞かれる。

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極楽寺  〒689-1451 鳥取県八頭郡智頭町大背860 ■電 話/0857-78-0448 

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