第26番札所 松風山 永明寺(曹洞宗)
■宗旨/曹洞宗 ■御本尊/釈迦牟尼仏
当寺開山の日外宗旭大和尚は、白鳳期に創建された岩井廃寺(弥勒寺)を応永元年(一三九四)に南章長勝大和尚が再興した本光寺(岩美町恩志)の十世であり、また、平安期に岩井温泉で持病を癒した宇治長者こと藤原冬久の菩提寺を再興した長安寺(岩美町宇治) の開山である。
日外宗旭大和尚は、晩年に隠居して過ごす寺を建てる適地を新井の道竹城の上屋敷(今の境内地)に得た。 高僧が隠居する知らせを聞いた近隣の庄屋等が競って浄財を喜捨し、鳥取藩主池田光仲の治世に寺領を安堵 され、承応元年(一六五二)に、本光寺の隠居寺とし て永明寺が開創された。
当寺は、開創以来、釈迦牟尼仏を御本尊としているが、承応四年(一六五五)に薬師如来像が奉安されたことが、仏像の背中に記されている。
永明寺二世(本光寺十四世)の華山太梁大和尚は、 岩井廃寺跡に鎮座する御 湯 神社の神祇官である卜部後胤と渡部長門の求めに応じて、延享元年(一七 四四)に『御湯神社本記』(永明寺蔵) という御湯神社の由来書を漢文で著した。この書は、永明寺と岩井温泉の薬師如来信仰の関わりを裏付ける文書資料といえよう。
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永明寺 〒681-0065 鳥取県岩美郡岩美町新井210 ■電 話/0857-72-0777
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